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最悪のショット
それは「打ち込み」です…
ラウンド中の「打ち込み」ほど悲しいことはありません。
ゴルファーなら誰しもこの言葉に背筋が凍るはずです。
交通事故でいうなら、運転者が赤信号を無視したうえに青信号の横断歩道の歩行者を跳ねてしまったようなものです。
言い換えると、理由を問わず、打ち込んだプレーヤーが100%悪いということです。
・キャディさんが「打ってもいい」と言った。
・あんなに飛ぶとは思わなかった。
・バカ当たりしてしまった。
・ドッグレッグのホールなので、目視できなかった。
・後のパーティが2組もティーグラウンドに滞留しており、これ以上プレーの進行を遅延させない方がいいと思い、ティーショットを打ってしまった。
こんな言い訳はどれも通用しないのです。
実はenkyoも打ち込みをしてしまった苦い経験があります。(人にボールが当たらなかったことが、不幸中の幸いでしたが…)
こんな時はすぐさま全力で走り、前のパーティの方に詫びるしかないのですが、大人げないことをした自分が情けなく、とても落ち込みます。
その後のプレーでいいショットを打てるはずもなく、プレーが終わるまで暗い気持ちが続きます。
それ以降、私は次のことを心がけています。
・キャディさんに自分のドライバーの飛距離を予め伝えておく。
・吹き流しなどの目標物と前カートと前パーティのプレーヤーの三点で距離を把握する。
・詰まっている時ほど、あと少し待つ(30秒程度)。
・前パーティに自分の打ったボールの落下音が聞こえる可能性のある場合は打たない。(100ヤード以内の落下音は前パーティに不快感を与えるとのことです。)
・打っていいかどうか迷った場合は、キャディさんや複数の同伴者に尋ねる。(しかし、最終的な判断は自己責任です。)
・混み合ったティーグラウンドで後のパーティから「早く打てよ!」という無言のシグナルを感じた時は、「打ち込みになると危険ですから」と直接話して理解を求める。
さて、逆に打ち込まれたらどうすべきでしょうか。
この時とばかりに、烈火のごとく怒りをあらわにする人を見たことがありますが、これまた大人げない。
ケガさえなければ、「二度としないでください」の一言でいいと思います。
ともあれ、打ち込みはした方にとっても、された方にとっても悲しい出来事でしかありません。
細心の注意をはらって楽しくラウンドしましょう。
2012.01.07 Saturday
07:01 | posted by
enkyo
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