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駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
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ある懇親会での挨拶

20171105フグに徹する者…



私は、大学を卒業した後、運命のいたずらでバブル絶頂期の証券会社で働くことになりました。

その中で対面営業の業務に携わりましたが、私のこの経験から素晴らしい営業マンとダメな営業マンの見分け方をこっそりとお教えします。

まず、良いにも悪いにも属さない、いわゆる「箸にも棒にもかからない」論外なタイプがいます。
その特徴は「明日の株式相場のことなので誰にもわかりませんが…」と前置きをしてから話し始める営業マンです。

そして、つきあう価値のないタイプは自分の提案した投資プランが成果をあげられず、顧客が「話が違うじゃないか!」などと苦言を言った時に、「未来のことや明日の株式市場のことすらも誰もわかるはずないじゃありませんか」と開き直る営業マンです。

シイタケやナメコといったキノコは、今となっては我々の食卓に当たり前のように並んでいます。

しかし、シイタケを食べる前にドクツルタケを試食して命を落としたキノコ採りの名人が何人もいたことでしょう。

また、「フグ肉の濃厚さと甘味はほかの魚にはない旨さがある。俺は不幸にして血をしぼるのを忘れたが、お前達は忘れず血をしぼつて食うがいい」と遺言を残した先人がいたはずです。

さて、話を聞くに値する証券営業マンとは、キノコやフグに徹した人のように探求心を忘れないタイプということができるでしょう。

我々が運営するサイトも業容に差はあれど、証券のコンサルティング営業と目指すところが似ています。

近現代日本文学を代表する作家の一人である坂口安吾は、ある作品の中で「フグに徹する者のみが、とにかく、物のありかたを変へてきた。それだけでよかろう。それならば、男子一生の業とするに足りるのである。」と言っています 。

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