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駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
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覚醒の時 … 1982年夏

1982もし彼女と出会っていなければ、私は堕落していたかもしれません。





恋愛の対象となる女性との出会いには二種類あると思います。

ひとつはその人と会った瞬間にドキッとする出会い。その時には自分の意思とは無関係に「もっと彼女を見なさい」と脳から指令が出て、眼を大きく見開くような感じがします。これが、いわゆる運命的な出会いとか一目惚れと呼ばれるもなのかもしれません。

もうひとつは、出会った後に恋愛感情が盛り上がってくるタイプ。このパターンの興味深いところは、仮に第一印象が「嫌い」であっても後に「好き」に変わる可能性がある点です。私の拙い人生経験から感じることは、特にその感情が激しい程逆転することが多いように思います。つまり「嫌い」が「大好き」になる可能性よりも「大嫌い」のほうが「大好き」になる可能性が高いということです。とても不思議なことですが、皆さんにはそういう経験がありませんか?

さて、私と彼女の運命的な出会いはプロフィール欄にもありますが、1982年の夏でした。私はある日スクーターに乗っている彼女と出会いました…たしかヘアスタイルはトップを長くしたレイヤードで、淡い色のTシャッツ&ジーンズに赤いコンバースのハイカットを履いていました。一見ボーイッシュなのですが、脚が長くてスタイルのいい都会的な雰囲気のある女の子でした。

その後、しばらくしてやっと彼女と話ができる関係になりました。ところがここから私の苦悩が始まったのです。当時の私はあまり将来のことなど考えずに勝手気ままに日々を過ごしていました。しかし、彼女は自分の将来の理想を明確に持っていて、その夢に向かって努力をしていたのです。私は彼女に好かれたい一心で、「何か目標を立て、それをプランニングし、実現する」ということを実践するようになりました。

平々凡々とした日々を送っていた私にとって、彼女のインパクトは強烈でした。私は一目惚れとともに広義には知識の習得、狭義には学校での勉強に猛然と取り組み始めました。いわば覚醒したという感じです。

それから彼女は有名美大に進学し、その後アメリカに行ってしまいました。結局、彼女と結ばれることはありませんでした。しかし、その後も不定期なインターバルをおいて彼女とは再会を繰り返したのでした。ある日突然彼女から手紙が届いたり、私が電話してみたりと…。

化粧品のテレビCFやファッション誌で彼女を見かけると「今でも有言実行で頑張ってるな。でも、俺も負けないよ。」とそのたびに奮起したものでした。

今年のお正月休みのことでした。あるサイトを見ていたら彼女の名前がでていて、彼女の個人のHPにたどり着くことができました。そして、勇気を振り絞って連絡をしてみたのです。

enkyo 「久しぶり。enkyoだけどわかる?」
彼女 「ええ、もちろん覚えているわよ」

この時は10年振りだったので、私は彼女に近況を伝えました。しばらく話をするうちに堅苦しさがなくなり、若かりし頃の二人に戻ることができたように思えました。

振り返って考えてみると、もし彼女と出会っていなかったら、私は現在の社会的なポジションを確保できていなかったことでしょう。今でも「目標を定め入念にプラニングし、さらにスケジュールを立て、目的の実現に向けてひた走る」、これが私のスタンダードなスタイルです。

彼女と出会って24年が経ちました。彼女との出会いは運命的なものだったと受け止めています。しかし、残念ながら彼女とは一度も正式(?)に交際したことはありません。ですが、彼女とは出会って以来ずっとテレパシーの様なものでつながっているように感じるのです。もちろん、私の勝手な妄想かもしれませんけれど…。
青い時(番外編) | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

もう24年も立つのですね。
先日は、なつかしい声、電話ありがとう。
お互い、あのころとはずいぶん変わったのだと
思いますが、結局お互い、
まん中んとこは、変わってない 
そんな気がしました。

as time goes by...

春風 | 2006/05/15 8:08 PM
【春風様】

コメントありがとうございます、enkyoです。
とても懐かしく感じます。as time goes by…か。

以前、貴方がこういったの覚えてますか?
「enkyoは言って欲しい時に言わなくて、言わなくていい時に言っていた」と。
これだけ長きにわたり、一度もタイミングの合わなかった恋というのも珍しくありませんか(笑)

ともあれ、これからもお互いRolling Stoneであり続けましょうね。
enkyo | 2006/05/16 7:21 AM
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