enkyo

駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 私の日記の最後のページ | main | Junkoさんという女性 >>

新たな恋/1987.1.18

1987118大嫌い → 大好き?



日記によると数週間前にサークルのクリスマスパーティーが六本木のディスコで開催されたようです。このパーティーのチークタイムの私のパートナーになってくれたのがMikiさんでした。

この時点では彼女と交際していたわけでもなく、その予定があったわけでもありません。当時のパーティーのチークタイムには、男性が事前に「お願い」をしてなんとか相手を見つけていたのです。サークル内でつきあっている人がいる場合はいいのですが、皆男性は「せっかくのチークタイムだし」という想い出づくりの意味と、これを機に「ひょっとして」などと考えていたのだと思います。もちろん私は後者でした。

Mikiさんは育ちの良い「お嬢様」でした。しかし、彼女が上質な白いブラウスに、ひざ上15儖未離好ΕА璽疋潺縫好ートと同色のスウェードのロングブーツといったファッションで、ワンレングスの長い髪をさらりとかきあげるしぐさから、私は年齢(当時20歳)以上に大人びた艶のある女性だなと感じていました。

私は、このブログで以前「大嫌い」という第一印象は時として「大好き」になりやすいと書きました。実はMikiさんはこのパターンだったように思うのです。

私とMikiさんは同級生で、彼女は友達であるKaoさんと一緒に我々のサークルに入ってきました…彼女達はルイヴィトンのバッグやらロレックスの時計などを当たり前のように身に着けていて、少し高飛車な感じでした…なんだか私は見下されているているような気がして…私の頭に「大嫌い」の三文字がインプットされてしまったのでした。

しかし、このクリスマスパーティーの頃から私の彼女達二人への感情に変化が起こっているようです。

日記にはこう書いてあります…オレ、思うんだけど、MikiちゃんとKaoちゃんとは最初からこういう風になりたかったんだ。そう望んでいたんだと思う。Mikiちゃんとのことも嬉しいが、Kaoちゃんと話せるようになったことが嬉しいんだ。

そして、翌年の1月10日にはMikiさんとデートをしたようです。渋谷の渋谷スカラ座で映画を観た後、「THE KAMIKAZE」というレストランで食事をし、青山通りのTRUNKというバーで飲んだみたいです。そして、そのバーではMikiさんが当時好きだったビクター・ラズロの曲がタイミングよくかかったと書かれています。

日記に映画のチケットの半券やレストランのレシートが貼り付けてあるところと見ると、けっこういい雰囲気の夜だったのかなと…しかし、数ヵ月後に「撃沈」と日記に殴り書きがありました。

…彼女はエリート金融マンと結婚し、もうすぐ中学生になるお子さんと幸せな家庭を育んでいると風の便りで訊きました。
青い時(1986年/青山学院大学2年生の頃) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする


※任意




この記事のトラックバックURL
http://x1.enkyo.boy.jp/trackback/248106
この記事に対するトラックバック