enkyo

駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 新たな恋/1987.1.18 | main | 青の時代 【エピローグ】 … The Blue Period 9/9 >>

Junkoさんという女性

RB私が大学生の頃、強烈なインパクトを放つ女性がいました…





その女性はJunkoさんという名前でした。たしか、九州の裕福な家庭の長女だったと記憶しています。彼女は大学から青山学院に入学し、広尾のマンションで一人暮らしをしていました。彼女は私と同じサークルではなかったのですが、MikiさんとKaoさんと仲がよかったので、たまに我々のサークルの学食のたまり場に遊びに来ていました。

彼女はとてもファッションセンスがよかったという記憶があります…ある時はスタイリッシュなスーツ姿、またある時はジーンズにダンガリーシャッツといったラフなスタイル…比較的フォーマルか非常にラフか、このいずれかで彼女の中途半端なレベルのコーディネイトは私の記憶に残っていないのです。ファッションセンスもさることながら、彼女はいわゆる「華のある女性」だったので、彼女がいるだけでその場の雰囲気がパッと明るくなったことを今でも鮮明に想い出します。

ある日、学食で…

Junkoさん:「ねぇ、enkyo!ちょっと聞いてよ。この話どう思う?」

enkyo :「今、講義の待ち時間だからいいよ。なに、またオトコの話?」

Junkoさん:「そうなのよ。あのね、私、明治のラグビー部のオトコに惚れちゃったのよ。だから最近、試合の応援に行ってるんだっ。で、毎回応援に行くなら、ラグビー部のマネージャーになっちゃった方がいいかなって思ってね、マネージャーになりたいって言ったのよ。そしたらね、大学が違うからダメだっていうのよ!」

enkyo :「ラグビー部は大学から補助金とかでてるから無理でしょ。サークルじゃないからね。」

Junkoさん:「私、もどかしくてさ。彼に『あんたのこと好きだからマネージャーになって、ずっとあんたを見ていようと思ったけどダメだった。ところで、あんたは私のことどう思ってるのよ!』って怒鳴ったのよ」

enkyo :「えっ、そんな大胆なこと言っちゃったの?」

Junkoさん:「あたりまえじゃない!『男なんだからはっきりしなさいよ』って言っただけよ!」

enkyo :「で、彼は何って言った?」

Junkoさん:「『女の子からそんなにはっきり言われたの初めてだから、少し考えてみる』だって。enkyo、この恋終わったかなぁ…」

enkyo :「わからないけど、この場合はYesかNoか即答してほしいよな。」

Junkoさん:「そうでしょー、私もその場で答えがほしかったのよ。しばらくしてYesとか言われても…もう冷めちゃったかも…。」

 彼女の性格はまさに竹を割ったようなと表現するのがぴったりでした。○か×か、白か黒か、好きか嫌いか、GoかStayか…とにかくはっきりしていて、さらにその気持ちがストレートに行動にまで表れるという、女性にしては稀なタイプだったと思います。

しかし、彼女は恋が成就するか否かの結論を急いでいただけではないと私は思うのです。自分の恋する感情のレベル(彼女の場合はほとんど激情でしたけど)同じレベルの恋愛感情を相手にも求め、それがマッチングした時にどのようなカタチになるのかを確認してみたかったのではないかと思うのです。

私は過去に人からこういわたことがあります、「enkyoさんって、死に急いでいるというのではないけれど、なんか生き急いでいませんか」と。

たぶん、私はJunkoさんの行動に自分の姿をオーバーラップさせたから今でも彼女のことが記憶に残っているのでしょう。

人として生を全うするまで、いくつかの重要な決断をする時があります。その判断は自分だけに影響がある事柄でしたら、すべて自己責任でよいのかもしれません。しかし、そこに他者への影響が予想される場合には熟考する必要がありますね。仕事しかり、私生活しかり…。

Junkoさん、貴方は今はもう器用に生きられるようになりましたか?
青い時(番外編) | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

器用に生きるということは時には自分らしさを失ってしまうこと…。

JUNKOの生き方はまさに『風とともに去りぬ』のスカーレット。相変わらずいつも自分に正直で真っ直ぐ、そしてなにより潔く。

十数年の東京生活にピリオドを打ち『私にはタラがある!!』の言葉通りに九州に戻り、今では英会話と外国人向けの日本語学校を経営するビジネスウーマンとして活躍しています。・・・ホントJUNKOらしい!!
eunice | 2006/05/22 3:36 PM
Junkoさんといい、Mikiさんといい、なんか学生時代のイメージを踏襲した生き方をしているのですね。

enkyoもあの頃の自分を取り戻さねばなりませんね…。

【eunice様】

なかなか素敵なブログですね。今度お邪魔させていただきます!

http://www.wire-twist.com/eunice_001.htm
enkyo | 2006/05/22 4:29 PM
コメントする


※任意




この記事のトラックバックURL
http://x1.enkyo.boy.jp/trackback/252399
この記事に対するトラックバック