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駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
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アクアビクス 1/2

pool1水の音に心癒されながら…



1987年6月1日、当時大学3年生だった頃の日記にこう書いてあります…身体が健康で頭が不健康な状態が物書きにはいいと誰かが言っていた(どうやら当時小説家になりたかったようです)。そうかな?両方悪いよりもましか。あー、ムシャクシャする。泳ごうかな。

enkyoは大学の頃、キャンパスの向かいにあるこどもの城のプールでよく授業の合い間などに泳いでいました。プールには採暖室(サウナ)もあることから、コンパの酒(二日酔い)を抜く目的もあったように記憶しています。

さて、私はかれこれ20年以上もプールでのエクササイズを続けています。そして、私はプールには他のエクササイズにはにはない特徴があると感じています。

それはリラックス(癒し)効果です。最近、リラクゼーションを目的とした音楽CDをよく見かけるようになりましたよね。これらのCDの中でよく「水」の音を聴くことがありませんか。川のせせらぎであったり、雨の音であったり…。

さて、今回はパーソナルトレーナーに協力いただき、アクアビクスについての基礎知識と効果的な運動方法についてまとめてみます。

【アクアビクスの歴史】

アクアビクスのルーツは古代ローマ時代まで遡ります。戦争で負傷した兵士や関節リューマチなどを患った人々の治療として、水中での運動療法(リハビリテーション)が行われていた模様です。

現代においてアクアビクスに着目したのは、フィットネス先進国アメリカでした。

1960年代に体育教官であったシドネイ・シャピロは運動経験の少ない肥満気味の高齢者向けの水中理学療法を基にしたプログラムを考案しました。そして、その後参加者の上達に伴い、このプログラムはスイムナスティック(水泳体操)に進化していきます。

1970年代になると大統領スポーツ体力づくり審議会(PCFPS)が提唱する中高年向けプログラムのひとつにカーセイ・コーンラッドのアクアエクササイズが推奨されるようになりました。このアクアエクササイズは独特の動作や呼吸法などを取り入れたものでした。

当時アメリカでは増加傾向にあった政府負担の社会医療費問題を背景に、国家財政を危惧する人々の間で医療と健康についての認識の修正がなされ、「病気になってから治療する」のではなく「病気を予防する」という予防医学の考えが広まっていました。また、政府が American be fit というキャンペーンを行ったこともあり、ジョギングブームをはじめとし、広義のフィットネスブームに派生していきます。

1980年代はダンスエクササイズ(ハイインパクトエアロビクス)が流行します。しかし、参加者の間で足首や膝、腰などに運動障害が多発し、問題を憂慮したインストラクターのルース・ソーバはダンス動作を水中で行うエクササイズを考案しました。このプログラムは安全性を求める中高年層に多くの支持を受け、さらにはリハビリ後の競技復帰やオフシーズンの基礎体力強化を狙うスポーツ選手へと広がっていきました。

この頃から日本でもアメリカでの人気の影響を受け、それまで「水中で浮いて泳ぐ」だけの状態であった日本の水中運動(一般的な水泳)が本格的なアクアエクササイズに変貌していきました。そして、現在ではアクアビクスというネーミングにより広く認知されるようになりました。

高齢化社会のおとずれと共に我が国において、総合的運動プログラムとしてアクアビクスは重要な役割を担っているものと考えられます。

<続く>
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