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駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
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古い手紙

lmns「年下ですが真面目に考えています」と伝えたかった…




以前、Miss Lamennaisという記事を書きましたが、1990年5月に彼女に宛てた手紙が見つかりました。

日記にある手紙の下書きには修正箇所が多く、かなり時間をかけて文章を練ったのではないかと思われます。

以下手紙の原文です。【なお、()内は追加説明です】

ラムネという飲み物は炭酸飲料の元祖だと記憶しています。レモネードがなまってラムネになったという説と、フランスのラムネ(Lamennais)という人が発明したからラムネという名がついたという説があるようです。

もしかすると貴方は「そんなのどちらでもいいじゃない!」と思っているかもしれませんが、夢のあるのは後者の説で、私はこちらを信じています。

このラムネ氏はフランスの片田舎に住んでいて、年中いろいろな物を試作していた発明家で、周囲からは変わり者と呼ばれていたそうです。ある日、彼はブクブクと泡の出る水脈を見つけました。

しかし、その村ではその水は古くから「死に至る水」と言い伝えられていて、村人達は決して口にしなかったといいます…今になって考えてみると、たぶんその水は「ペリエ」のような炭酸を含んだ硬水だったのではないかと思いますが…。

ところが、このラムネ氏はこの水を瓶に入れて持ち帰り、砂糖とレモンを入れて毒見をしてみたそうです…するとその水はとても爽やかな美味であったということです。

その後、彼はこれをたくさん作って街に持っていったところ、飛ぶように売れたといいます。それで、炭酸水に砂糖とレモンを入れた飲み物を彼の名にちなんでラムネ(Lamennais)と呼ぶようになったとさ…とこんな話です。

常識や慣習というのは不変のように捉われがちですが、時代と共にずいぶんと変化しています。ただし、この変化が急激でなく普通と特殊のバランスが徐々に入れ替わって気がつきにくく、明確なボーダーラインも見つけることはできません。最近の例でこの変化を挙げるとしたら「結婚適齢期」や「DINKS」、「とらばーゆ」といったワードでしょうか。

昔話やおとぎ話はその内容の信ぴょう性よりも、その行間に重要な意味があるといいます。このことを前提に考えてみると、このラムネ氏は常識をくつがえした勇気ある人だったのでしょう。

貴方が私の無知や経験不足を未熟というなら、(年下だから)それは認めます。しかし、貴方がなんでも(愛情の度合までも)年齢という次元だけで考える人ではないと信じたいのです。もしも違ったなら、ラムネどころかシャンパンでもゲップがでそうです。

生意気だと思うかもしれませんが、どうしてもこのことだけはいっておきたかったのです。

P.S. そのうちにテープつくりますからお楽しみに!Superwomanって曲知ってます?詩が最高です♪
それから、貴方があんなに素敵な笑顔の持ち主だったなんて(いつも冷静な表情しか見たことがなかったので)意外でしたよ。


enkyoはこの頃彼女との年の差をどうにもならないコンプレックス(劣等感)と受け止めていたようです。

しかし、すでに40歳を越えたenkyoが「年齢」というキーワードから思い浮かぶことは、年上とか年下といったことではありません。

私は年齢を「自らの過ちの履歴」と捉えるべきではないかと考えています。そして、過去に人を傷つけたり、周囲の方に迷惑をかけたと思われる軽率な言動や悔やまれる行動を二度と繰り返さないようにしたいと願っています。

よく「年をとると丸くなる」といわれますが、enkyoも年をとったということですかね…。

また、多くのことを教えてくれた彼女に感謝すると共に、彼女が幸せな人生を送っていることを心から祈っています。
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