enkyo

駆け抜けた青い時、セピア色の日記と記憶
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古い記憶

msあまりに愚かな振る舞い…





それは13年前の冬のある日のことでした。

その頃、都内の私鉄沿線に住んでいたenkyoは、仕事帰りに駅の改札口である女性を見かけました。

比較的長身かつ痩身で、スラリと細い脚…そして、長い黒髪にエキゾチックなマスク。

その女性は私の大学時代のサークルの後輩でアイ・トミナガさん似のMikaさんでした。

実は、enkyoは在学中に彼女に恋をしていました。

しかし、当時私は4年生であり就職活動で忙しかったことや、彼女がまだ1年生で年齢のギャップを感じていたことから、彼女に胸の内を告白することはありませんでした。

そして、enkyoが所属していたサークルの慣例で卒業式の後に催された卒業コンパ(サークル内で卒業生を祝うパーティー)の後、私はMikaさんに手紙を渡しました。

当時の手紙にはこう書いてあります。

月の輝く夜に」という映画がある。
恋をして卑屈な男性が素直になり、女性は美しくなっていく。
(中略)
なぜ、去年の春に自分の感情を押しつぶしたのか。
忙しかったのも事実だけれど、きっとI've aimed at the moon(高嶺の花)だと思っていたんだよ。
今日も満月のはずです。
びっくりさせてしまったかな。また機会があったら。身体に気をつけて。

妙なことにこの手紙をMikaさんに渡したことをきっかけに、私と彼女は電話で話したり、食事をしたりするようになりました。

しかし、その頃父が入院し、まもなくして死を迎えたことによりenkyoは精神的に混乱気味であったこと、また仕事も繁忙であったことから彼女との連絡は途絶えてしまいました。

そして、彼女は大学卒業後、ある外資系航空会社に就職してフライトアテンダントになったと風の便りで聞いていました。

そして、1995年の冬、冒頭でお話したようにenkyoは偶然彼女と再会したのです。

その頃、enkyoは結婚した直後で新婚気分に浮かれておりました。経済的にも余裕があり、上質なカシミアのオーバーをはおり、LVのビジネスバッグをこれ見よがしと振りかざしながら、彼女とこんな会話を交わしました…

enkyo : Mikaさんですよね。どうしたの?こんなところで?

Mikaさん : あっ、センパイ!私、この近くで部屋を探しているんです。

enkyo : ああ、そうなんだぁ。実は僕はこの間結婚してこの近所に住んでるんだ。ほら、これ結婚指輪!僕の家は、そこに見えるマンションのペントハウスで、今乗ってるクルマは○○○なんだ!…云々

Mikaさん : 私、急いでいるんでこれで失礼します。

私はこの時、彼女の口調と表情から彼女が私に抱いた不愉快な感情を強く心に受け止めたのでした。

enkyoはその後何度もこの時の彼女の表情を時折想い出したものです…私はあまりにも愚かな振る舞いをしてしまったと。

かれこれ13年も後悔し続けているenkyoは、先日Mikaさんの夢を見ました。

<夢の内容>
当時のMikaさんのエキゾチックな雰囲気に一層磨きがかかり、なぜがenkyoが運転するランボルギーニ・ミウラの助手席に彼女が乗っていました。そして、私が青山キャンパスを目指していると彼女は落ち着いた声で「enkyoセンパイ!このクルマは私とはかなり年齢の離れた夫のものなのです。私は幸せに暮らしていますよ。」と言っていました。

この夢を見た翌朝、enkyoは「あの愚行はについては、もう忘れていいということかな」と感じました。

そして、enkyoはもう二度と同様の過ちは犯すまいと心に誓っています。
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この記事に対するコメント

先日、大学時代のサークルの同窓会開催のメールが配信されました。

残念ながら、当日enkyoは参加できないので幹事の方に以下内容の返信をしました。

同窓会…過去や現在のパワーバランス・社会的地位や各人各様の経済状況・生活環境等はさておき、参加者全員が気持ちよく楽しいひとときを過ごせることを期待しています。
enkyo | 2008/05/13 11:12 PM
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